2005年05月26日

フロイトの力動論

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(現実)外界 超自我(理性・良心)
     ↓   ↓

      自我   →  行動・夢・症状・連想

        ↑
       エス[イド](願望・衝動的欲求)


上に簡単に書いたのは、
フロイトの精神力同論の図式である。


衝動、動機、心的葛藤等の精神内界の諸要因の拮抗関係が、
どのように働いているのかを見るのが力動論である。

つまり、精神的もしくは外界のどのような力が、
どのような関係で働いているのかを考える理論である。

意識の表面に現れた行動はなぜ起こったのか、
どういう力とどういう力が組合されて生じているのかを考える。


精神活動や行動はこの力関係によって生じる。
夢も症状も連想も、すべてこれら
無意識的な力動関係の結果として生じている。
そこでの作用を現実的に執行してゆくのは自我の働きである。


エス[イド]
 原始的衝動の領域における、その人のエネルギーの源である
 本能のこと。つまり、生物学的な本能を基礎とした
 無意識的な欲求であって、現実原則(社会ルール)を
 無視してすぐに充足を得ようとする欲求である。
 この行動原理は、本能のおもむくままに行動し、
 快楽原則に支配されているとされる。
 フロイトは、人は産まれた時にもっているのは
 このエスだけであるとし、それゆえ新生児は
 衝動的のみ行動するとしている。
 (〜がしたい・〜がほしい)


自我
 社会のルール(現実原則)に従い、
 エスの欲求を現実社会で認められるような
 行動に置き換える働きをもつ。
 自我は、エスと超自我と外界からの要求を調整し、
 現実社会によりよく適応しようとする機能をもち、
 精神活動の中心的役割を担う
 (〜しよう)


超自我
 幼少期の両親のしつけや社会的価値観を
 取り入れて形成された、道徳心や両親の事である。
 超自我はエスの本能的衝動を抑圧し、
 自我の機能を現実的なものから道徳的なものへ向けさせ、
 完全性や理想を追求する機能がある。
 (〜してはならぬ・〜しなくてはならぬ)

参照文献:松原達哉 編著 2002 「図解雑学 臨床心理学」 なつめ社









・パーソナリティを形成する3構造の発達

<新生児>「エス」のみ(=本能)

         ↓ ←現実原則(社会ルール)

       エス自我(=精神活動の中心→現実社会へ適応)

         ↓ ←両親のしつけ、社会的価値観

    エス自我超自我(道徳心、良心)


無意識
 意識の奥にあり、人間行動の源泉や動機となる部分。
 意識から最も遠い領域である。
 この無意識の中に、エスがある。


意識
 自分がしていること、考えていることに気づいている部分。
 自分が何をしているのか(行動)、
 自分が何を考えているのか(思考)が、
 自分自身でわかっていることを言う。


前意識
 注意や意思によって意識化できる部分。
 意識の下のあって思い出そうと思ったら、
 思い出すことのできる領域である。
 ド忘れしてもこの部分の記憶がある。 


最初に書いた力動論の図だが、
車に例えると覚えやすい。


エス  =  エンジン
自我  =  ブレーキ
超自我 =  道路標識

エスという欲求のエンジンの力が働いても、
それを規制する超自我という道路標識の社会ルールとなる力がある。
そしてエンジンの力である車の速度を、
道路標識の速度に落としたり、止まれで止まるために
働かせるのが、自我というブレーキである。


※コンプレックス (complex)

 コンプレックスは劣等感という意味があるが、
 心理学的には劣等感ではない

 フロイトの言うコンプレックスとは、
 無意識の領域にあって、ある感情によって結びついた
 記憶の観念や複合体のことを言う。
 
 コンプレックス = 複合体・集合体
           ≠ 劣等感


 べつの言い方にすると、

 コンプレックス = 苦痛や嫌悪感を引き起こすために抑圧されたもの

 代表的なコンプレックスには、
 エディプスコンプレックスや母親コンプレックス、
 兄弟コンプレックスなどがある。

 ちなみにエディプスコンプレックスとは、
 3〜6歳の男の子が母親を独占したいと思い、
 父親を憎んだりすることである。

 
 ちなみに コンプレックス = 劣等感
 としたのは、アドラー,A.である。
 
 
 アルフレート・アドラー
 (Alfred Adler, 1870年 - 1937年)
 はオーストリア生まれの医師・心理学者。ユダヤ系。

 1902年にフロイトに出会い、共に研究をした。
 国際精神分析学会会長を勤める。
 しかしその後、フロイトと袂を分かちのちに
 個人心理学(アドラー心理学)という分野を創始した。
 優越感や劣等感といった
 自尊感情(Self Esteem)をテーマとした。
 いかにして人が心の平安と安らぎを得られることが
 出来るかを探究する心理学を展開。
 
 参照:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

 





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posted by H2 at 23:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 心理学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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